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大災害について

 

 

 

OSHO :大災害について

大災害というものは、人をあるがままの現実に目覚めさせる。
現実は常に壊れやすいものだ。誰もが常に危険にさらされている。
ただ平常なときは、ぐっすり眠りこけているために、
それが見えないだけだ。...

来るべき日々に対して、将来に対して
、夢を見続け、
素晴らしいことを想像し続ける。
だが危険が差し迫ってきた瞬間には、
人は突然未来はないかもしれないということに、
明日はないかもしれない、
自分には今この瞬間しかない、ということに気が付く。

だから、大災害の時というのは、非常に啓示的なものだ。
大災害は、この世に何一つ新しいものをもたらさない。
それはただ、あるがままの世界に気づかせるだけだ。
それは人の目を覚まさせる。

それを理解しなければ、気が違うことも有り得る。
それを理解すれば、目覚めも起こりえる。